佐藤輝明が三冠王|2026年の成績と、首位を守り切ったシーズンの流れ
阪神の佐藤輝明が、2026年のセ・リーグで打率、本塁打、打点の3部門すべてで1位になり、三冠王を獲りました。最終成績は打率.306、39本塁打、106打点です。
打率は2位の増田珠、3位の森下翔太(.292)、4位の中野拓夢(.287)がわずか6厘の中で並んでいました。本塁打の2位は同じ阪神の森下、打点は2位の大山と3位の森下(84)がどちらも阪神の選手です。三冠のうち2つは、チームメイトとの争いでした。
ちなみに阪神森下は最高出塁率のタイトルを獲得しました。
ほかにも二塁打40、三塁打3で、本塁打と合わせた長打は82本です。四球は68、三振は164でした。
月別成績
| 月 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 |
|---|---|---|---|---|
| 3月 | 4 | .375 | 0 | 2 |
| 4月 | 23 | .376 | 7 | 23 |
| 5月 | 25 | .363 | 7 | 14 |
| 6月 | 18 | .286 | 2 | 10 |
| 7月 | 22 | .229 | 6 | 17 |
| 8月 | 25 | .330 | 8 | 18 |
| 9月 | 20 | .282 | 8 | 18 |
| 10月 | 6 | .115 | 1 | 4 |
| 計 | 143 | .306 | 39 | 106 |
4月・5月:打率3割6分台で一気に首位へ
シーズン1号は4月7日の甲子園でのヤクルト戦、8回裏の2ランでした。この日、打率と打点で初めてリーグ首位に立っています。
4月10日だけは、打率で中日の細川成也に、打点で森下に抜かれました。それでも翌日の4月11日の中日戦で、7回の3ランと9回の2ランの2本を打ち、打率も打点も首位に戻ります。打率はここから最終日まで、一度も首位を譲りませんでした。翌12日には打率が.411に達しています。
5月5日の時点で打率は.395、2位との差は8分ありました。5月10日のDeNA戦で10号に届き、4月と5月はどちらも打率3割6分台です。
6月・7月:本塁打が止まり、森下に6本差
6月は本塁打が2本だけでした。6月3日の西武戦で9回裏に15号の2ランを打ったあと、6月28日の広島戦の16号まで25日間、本塁打が出ていません。
この間に森下が本塁打を重ね、6月19日に本塁打の首位が森下に移りました。7月9日には、佐藤の16本に対して森下は22本で、差は6本まで開いています。7月は打率も.229まで落ち、7月10日には打点でも森下との差が1点になりました。
流れを戻したのは7月14日のバンテリンドームでの中日戦です。1回にソロ、8回に3ランを打って20号に乗せ、チームも5-2で勝ちました。
8月:東京ドームで3試合4本、森下に並ぶ
8月は打率.330と持ち直しました。8月11日から13日の東京ドームでの巨人3連戦では、11日に24号、12日に25号と26号、13日に27号と、3試合で4本を打っています。阪神は3連勝でした。
8月18日の京セラドーム大阪でのヤクルト戦では、1-2の9回裏に同点の29号ソロを打ちました。続く大山のソロで阪神はサヨナラ勝ち。この29号で、本塁打は森下と並んでいます。
ただ、本塁打の首位争いはまだ続きました。8月23日から30日は、森下が1本差で首位に立っています。
9月:神宮で3試合4本、本塁打でも単独首位に
9月1日から3日の神宮でのヤクルト3連戦で、再び本塁打が続きます。1日の31号で森下に並び、2日の32号で単独首位に立ちました。3日は33号と34号の2本です。
9月20日と21日には35本で森下に並ばれましたが、9月22日の神宮でのヤクルト戦で1回に36号の2ランを打ち、もう一度単独首位に立ちます。ここから最後まで、本塁打の首位も譲りませんでした。
10月:26打数3安打で迎えたゴール
10月は6試合で26打数3安打、打率.115でした。9月30日の時点で.316あった打率は、最終的に.306まで下がっています。打率の2位との差も、9月30日の2分1厘から最終的には1分3厘まで縮まりました。5月以降で最も小さい差です。
最後の39号は、10月3日のマツダスタジアムでの広島戦、3回表の3ランでした。
本塁打39本の内訳
39本のうち、ソロが22本、2ランが14本、3ランが3本です。満塁本塁打はありませんでした。
球場別では甲子園が14本でいちばん多く、バンテリンドームと神宮が6本ずつ、東京ドームが4本です。1試合2本は4月11日、7月14日、8月12日、9月3日の4回でした。
佐藤が本塁打を打った35試合で、阪神は27勝8敗です。
まとめ
佐藤輝明の2026年は、打率と打点では4月から首位を守り続け、本塁打では一時6本差をつけられた森下翔太を9月に逆転したシーズンでした。7月の不振、10月の失速もありましたが、8月の東京ドームと9月の神宮でまとめて打ち、3部門すべてで1位に立っています。
成績は戦評.comのデータベースによるもので、各部門の最終順位はNPB公式の数字と一致しています。打率の順位は、各日の時点で規定打席に届いている選手で出しています。